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薬学部

プロフィール: 晩犬さん 3回生 奈良県出身

こんな人にオススメ!

 

☆医療関係の仕事に就きたい人

☆1つの発見で多くの人を助けたい人

☆多岐にわたる分野を学びたい人

何を学ぶところ?

 

かつて人々は病気になると神に祈り助けを求めました。彼らから見ると飲むだけで身体の調子を整え病気を治療する薬は一種の魔法のように見えたでしょう。薬学部はそんな魔法を学ぶ学部です。薬学部は、薬の研究職を目指す4年制の薬科学科と、薬剤師を目指す6年制の薬学科の2つに分かれます。薬の研究職は創薬やその基礎研究に関するエキスパートであり、薬剤師は薬を使った治療に関するエキスパートです。薬は多岐にわたる科学と技術の総結晶であるために、薬学部の大きな特徴としては専門分野が広大なことが挙げられます。私もその広大さに驚きました。病気の状態を知るための生物系、投与した薬の吸収や排泄などの体内動態を知るための物理系、薬そのものに関する有機化学系などの基礎系から、より高い専門性のある錠形に関する薬剤学や薬の作用を学ぶ薬理学などなど。その幅広さから「雑学部」と揶揄されることもありますが、本当に多くのことを学べます。昨今の専門化が進みに進んだ科学において他分野との繋ぎ役として、大いに重宝されることになると思います。狭い分野に縛られず多くの分野を学びたいという人にはまさにうってつけでしょう。

わたしと薬学部

 

分を探し出す、というまるで未知なる冒険のような話にとても心惹かれました。もし「宝」を見つけ出して新薬を開発できれば、1人の医師が一生かけて治すことのできる人数の何万倍もの人を、1つの画期的な新薬で治すことができるのです。

たとえば協和発酵の「スプーン一杯のロマンを求めて」という社全運動をご存知でしょうか。社員が出張や休暇の折々に各地の土を集め、その中から新薬の元となる成分を作り出す新菌を見つけるという運動です。気の遠くなるような運動ですが、最終的に新薬の創造に至りました。細菌の他にも生薬など、まだまだ特定されていない有効成分があります。それを発見する。そこに宝探しに似たロマンを感じました。残念ながらこの手法での新薬開発は現在下火ですが、人工的に新薬をデザインして開発する方法、毒として扱われている物質を体内で上手にコントロールすることで薬としての効果を発揮させる方法など、薬学は新たな局面に入っており、チャンスは無限大です。

私はこうした創薬研究にはある程度関わりたいと思っているのですが、どの専攻に行くかは決めかねています。ただ、卒業後は大学院に進学することは決めています。薬科学科は就職するにしても研究職に進むにしても、ほとんどの学生が大学院に進学します。そのため4年制でも6年制の薬学科と同じく6年在学する人が多くみられます。