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薬学部薬学科

文責:ルカ丸

 

 私が京大を志望した理由は、薬学部薬学科の中で全国トップクラスだったからでした。薬剤師を目指すこの学科は、6年制ということもあり、設置している国公立大学は多くありません。まして、私の住んでいた近くには、そのような国公立大学が一校しかなかったため、はじめはそこを受験するつもりでした。そんな私が京大を視野に入れたきっかけは、高3の6月に友達に誘われて受けた京大模試でした。その模試の結果で、思いのほか、自分に京大に合格する可能性があることが分かりました。その後、あちこち関東地方以外の大学の薬学部薬学科を調べながら、あれこれ迷った末、どうせなら最難関を目指そう、ということで、京大を第一志望校にしました。高3の11月のことでした。
 前述のとおり、京大を本格的に狙い始めたのが、高3の秋の終わりという、かなり遅い時期だったため、京大だけの対策は過去問以外やりませんでした。予備校にも全く通っていませんでした。ただ、学校の日々の課題において、記述を大切にする、という習慣をつけていました。国語、数学に限らずに、問題を解く際には、どれだけ時間がかかっても、しっかりと解答に至るまでの経緯を記して、学校の先生に見てもらっていました。今から思うに、記述するということは、論理展開を自分で理解しつつ相手にも伝えるということなので、解答に至るまでの論理を重視する京大入試に強くなれたのかもしれません。
 受験期で最も印象に残っているのは、出願直前の2月のことです。私は、センター試験が苦手でした。案の定、苦手な国語と地歴の出来が芳しくなく、センターリサーチでは、E判定を突き付けられました。当然、出願ギリギリまで、本当に京大を受験するかどうか悩みました。ただ、一度京大を目指してずっと今まで受験勉強を重ねてきたことを思い出し、今更後には引けないと思い、半ばやけになって出願しました。その結果、思いがけず現役合格という勝利を掴みました。しかも、センターで負ったハンデをものともしないような、合格ラインのかなり上の得点での合格でした。今でも、あのとき出願校を変えずに、思い切って挑戦しておいてよかったな、と思います。
 よく「京大は日本一変人の多い大学だ」といわれますが、まさしくその通りだと思います。私の周りにも、例えば、いつもはふざけてばかりいるのに、数学の話になると、真剣に専門知識を披露する人や、普段はクールで寡黙でも、BL(ボーイズラブ)のこととなると、周りを圧倒する勢いで語りだす人などがいます。変人だけど、彼らなりに何か譲れないものがあって、そのことに対しては本気で向き合う人がたくさんいるのです。私は、自分の価値観を広げてくれる彼らが大好きで、こんな機会をいつも提供してくれる京大が大好きです。表面上は変かもしれないけれど、実は自分の知らない何かに対して情熱を注いでいる、そんな京大生にあなたも興味がわいてきませんか?
 最後に、受験生の皆さんにメッセージです。京大は2次試験の配点が高めに設定されてあるので、合格発表の日まで何が起こるかわかりません。E判定を覆した私が言うのだから、間違いありません。センターが良かった人は、より一層気を引き締めて、センターで失敗してしまった人は、決して希望を捨てず、果敢にチャレンジしてみて欲しいと思います。京大に入って、私の価値観は広がり、世界が広がり、日々発見に満ちた楽しい生活を送っています。ぜひ、皆さんにもこの楽しさを知ってもらいたいと思っております。これを読んでいるあなたと、キャンパスで会えることを祈っています。