2020京大生協受験生web

工学部工業化学科

ペンネーム:町の宿屋さん

京都大学工学部工業化学科一年生の者です。僭越ながら合格体験記を書かせていただくことになりました。少しでも受験生の皆様の役に立てば幸いです。

初めに、私が京都大学を志望するまでの話をしようと思います。私は現役の時に九州大学を受験し不合格となり、浪人することになりました。そこで、もう一年間勉強を頑張るならもう少しレベルの高い大学を目指してみようと思い、京都大学を志望しようと決めました。

次に受験生の皆さんが一番気になっていることかもしれませんが、浪人してからの受験勉強についてお話していこうと思います。私が現役の時は部活動を夏前に引退してから本格的に勉強を始めたのですが、思い返すとたくさんやらなければという焦りからいろいろな問題集に浅く手を出してしまいました。結果として、センター試験は割と良い点数を取ることができたのですが、二次試験で失敗してしまいました。そこで浪人していた時は、予備校のテキストを繰り返して勉強することに決めて取り組んでいました。基礎的な内容を徹底して繰り返して、一つ一つを深く正しく理解するように努めることで驚くほどに成績が安定して上昇していきました。そこから京大合格が現実的なものへと変わっていきました。

 また、京大に入ってよかったことは大きく二つあります。一つ目はたくさんの面白いサークル、活発な部活動があることです。私は体育会ソフトテニス部に所属しているのですが、面白い同級生、素晴らしい先輩方に囲まれとても充実しています。確かに学業との両立で大変な時はありますが、その忙しさもまた、充実を感じさせてくれる要因の一つなのだと思います。二つ目はたくさんの尊敬できる人との出会いです。個性的な先生方や友達との毎日は新鮮なことが多く楽しいです。皆それぞれ突出した能力を持っている人たちで日々学ばされることばかりです。

最後になりますが受験生の皆様へ、受験とはただただ辛い道のりのように思えるかもしれませんが、過ぎてみるとその経験はかけがえのないものに変わります。得られるものの大きさはそれこそ計り知れません、と私は思っています。感じ方はきっと人それぞれでしょうが、必ずや将来の自分への助けになることでしょう。「失敗」という言葉を恐れることなく、自分の努力と頑張りを信じて、自らの目標へひたすらに突き進んで行ってください。つかみ取った栄光の先に私もお待ちしています。陰ながら応援しています。