2020京大生協受験生web

特色入試合格者体験記

医学部人間健康科学科

ペンネーム:ゆん 性別:女

 

・試験対策

 

学びの設計書は夏休み頃から取り組み始めました。試験の小論文対策は、「学びの設計書」が書き終わった10月頃でしたので、小論文対策に充てられる時間が十分ではないと考えました。そのため、私は、過去問をする時には一つ一つのトピックについて熱心に調べることを心掛けました。面接の対策は、学校の先生にみてもらい何度も練習しました。どんな質問が来ても落ち着いて答えられるように特訓しました。そのおかげで、本番でも、自分の意見をきちんと伝えることができました。

 

・特色入試でよかったこと

学部にもよりますが私の学部は、「何か今までに特別なことをした」ということが重視されるより、「大学生活をどのように過ごしたいか」が重視される学部でした。私は、大学でしたいことが、漠然ではありますが、ある程度決まっていました。そのため、特色入試を受験しました。特色入試を受けることによって、大学生活をどのように過ごすかを考えるきっかけとなりました。受験勉強ばかりで苦しかった時に、将来について考えることによって勉強へのモチベーションアップにつながりました。また、他の人より受験が終わるのが早かったため、大学への準備を早く進めることができました。これも特色入試の魅力の一つだと思います。

 

 

・受験生にひとこと

大学で自分のしたいことは何かをよく考えてみてください。勉強に行き詰ったときに、ふと立ち止まって考えてみてください。大学で何かしたいことがあるのであれば、特色入試で大学を受験することも一つの選択肢に入れてみてください。一般入試と両立することは大変ですが、特色入試を受けて損はないと思います。頑張ってください。

医学部医学科

ペンネーム:R.T. 性別:女

 

・試験対策

医学部医学科の小論文試験は理科の記述問題なので、特色入試の過去問2年分に加えて論述系の問題集を解き、論理的で厳密な表現ができるように演習を重ねました。過去問の傾向から化学は生化学寄りの問題が多く出題されると予想し、重点的に対策しましたが、実際の問題は分野がかなり異なっていました。書類作成と面接対策は入試だけでなく今後に活かせると考え、力を尽くしました。医学関係の基礎知識や現状の問題点などの情報を集めて常に頭に入れ、自分の考えをしっかりと持って自分の言葉で伝えられるように努力しました。TOEFLについても同様に今後を見据えて頑張りました。

 

・特色入試で良かったこと

書類作成や面接対策を通じて、医師を志す理由や自分の適性、将来進みたい分野などについてじっくり考え、改めて決意を固める機会を持てたのが一番良かったことだと感じています。また、医学部は結果発表がセンター試験の翌日と早かったので、入学までの時間を有意義に使うことができました。

 

・受験生にひとこと

入試で出題されることはこれから学ぶことにつながることばかりですので、深くよく勉強して自分の考えを持つようにするといいと思います。自分の進みたい道についてじっくり考え、思考の軸を持っておくと、ディベート形式の面接でも一貫した意見を言えるのではないでしょうか。また、私のときは待機する場所が寒かったので、コートを脱いだ状態でもあたたかい服装をしているといいと思います。受験まで体調管理には気を付けてください。

教育学部

ペンネーム:りゅう 性別:男

 

・試験での思い出

僕は試験対策をそれほど行わずに臨んだのですが、そのせいで試験直前はとても不安になりました。具体的にいうと、寝過ごすのではないかという不安も含めて試験前日の夜は1時間半ごとに目が覚めました。論述試験本番では時間が足りないことはあらかじめわかっていて、かつはじめに問題の総要求文字数を計算したところ解き終わるのは不可能ではないことが判明したので少し安心して取り組めました。口頭試問では受験者の中で1番目ということもあって緊張しましたが、自分で書いた学びの設計書の内容が頭に入っていたので大きな問題もなく終えられました

 

・合格・合格後について

教育学部は最終的な合格発表も含めて計3回発表があるのですが、その中で一番緊張したのは2回目の、論述試験と口頭試問の結果が発表される時でした。通過していることがわかったときには嬉しくて思わずガッツポーズをしてしまった覚えがあります。その後センター試験の結果が反映されて最終的に合格した時もガッツポーズしました。一足先に合格が決まった後は下宿探しをしたり、のんびり英単語の勉強をしたり高校で選択していなかった生物基礎の勉強をしたりしていました。

 

・受験生に一言

特色入試は中高時代にやってきた活動が大きく評価される入試だと思います。中高での学習は大学以降での学びの基礎として極めて重要ですが、それだけではなく何らかの分野に特別の関心があって実際に活動してきたという人にとってこの入試はかなり魅力があるものだと思います。また、特色入試に取り組むことは自分の過去と現在と未来とを見つめ直すきっかけになると感じました。もちろん合格することも重要ですが、挑戦すること自体に意義があるものだと考えています。ある程度方針の定まった大学生活を送るためにもこの機会に特色入試の受験を検討されてはいかがでしょうか。

経済学部

ペンネーム:まゆぼぼ 性別:女

 

・志望理由とその時期

私は、持続可能な社会の実現のために教育や研究を支える社会のしくみを作っていきたいと思い、経済学部を志望しました。高校で自然科学研究同好会に所属しており、自分の研究に取り組んだり研究施設を体験したりする中で、資本の重要性を実感したことがきっかけです。

特色入試を受験することを考え始めたのは高校3年生の春です。受験のチャンスが1回増えることと、第2次選抜が自分の得意な論文試験だったことから、挑戦を決めました。不合格だった現役時の点数開示でも、センター試験以外の点数は悪くなかったので、次こそはと翌年も出願しました。

 

・試験対策

「学びの設計書」には、自分の同好会の研究活動で学んだことや社会へ抱いている自分の考え、また大学での学びに対する興味を率直に書きました。

論文試験に関しては、現役時は11月から過去問を4年分ほど解いて塾の先生に添削していただいていました。浪人時は、論文入試が行われていた頃を含めた11年分の過去問に加え、他大学の後期試験の過去問も時間を見つけて解き、多様な形式、テーマに触れるようにしました。そのおかげで、解答形式が従来と異なっていた今年の試験でも落ち着いて記述することができました。また、社会問題に目を向けることも意識し、毎日ニュースや新聞で情報収集をし、それに対する自分の意見をまとめることも習慣にしていました。

 

・ 受験生にひとこと

特色入試のよいところは、自分の学びを入学前から真剣に考える機会を得られることだと思います。現役時は不合格でしたが、時間をかけて「学びの設計書」を書いたことは決して無駄ではありませんでした。再受験のモチベーションにもなりましたし、何より入学後の今、それが自分の学びの支えになっています。

もしかしたら今これを読んでくださっているあなたにも向いている入試かもしれません。「どうしても京大!」という熱い思いをお持ちの方は、ぜひ特色入試も視野に入れてみてください!!

工学部物理工学科

ペンネーム:白林 性別:男

 

・志望理由

僕は高校に入ったときから工学部への進学を決めていて、最初は京都大学へのこだわりはありませんでした。けれどオープンキャンパスに参加したときの雰囲気や京大の二次の問題がとても好きだったのでこの大学に進学しようと決めて一般入試の対策をしていました。特色を受けようと思ったのは3年の夏ぐらいで、自分は京大と相性がいいと思うから大学側もそう思ってくれたらラッキーくらいの感覚で一般入試と両方出すことにしました。

 

・特色入試の良い点と悪い点(物理工学科の場合)

すべての学科にあてはまるわけではありませんが、僕の受けた学科では一般入試の片手間に出願できるくらい受験するのは簡単でした。僕の場合特色で余分にしたことはセンターの理系対策くらいです。もともと二次の理系対策をしていましたし、小論文や面接がないのでまわりより大変だったという実感はあまりないです。そういった意味では負担が少ないのは特色の良い点だと思います。ただ、逆に大会などの肩書や書類の内容ですべて決まるので特色で受かるための勉強や努力をするのは意外と難しいです。さらに二次直前に合格発表があるのでメンタル的には他の受験生より大変かもしれません。

 

・受験生にひとこと

もちろん京大が自分のレベルにあっているかという基準は受験する上で大事なことですが、特色で大事なことは自分の長所は何か、それを活かすために京大で何をしたいのか、それには他ではない“京大らしさ“が必要なのかといったことです。同じレベルの人がそこに行くからという理由ではなく、あなた自身が京大に何を感じ、何を求めて受験するのかがはっきりしているのであればぜひ一度特色入試の募集要項に目を通してほしいです。

薬学部

ペンネーム:ほしまる 性別:女

 

・特色入試を志望した理由

幼少期に米国に滞在していたこともあり、英語が得意だったのと、高校時代に課外活動に励んでいたので、個別試験よりも特色入試の方がそのような活動を評価してもらえると思ってこちらを選択しました。もともと医療分野に興味があったのですが、自分で設計して、ヒトに有用な機能を持つ物質を作るのはより楽しいだろうなと思い、薬学部を志望しました。

 

・試験対策

私が薬学部特色入試の対策を始めたのは、高校3年の夏ごろでした。「学びの設計書」を作成しながら自分の興味あることが何かということを考えさせられ、その分野の知識をつけるためにネットで調べたりしていました。また、京都大学薬学部の先生が執筆した創薬研究についての一般書を一冊読みました。この本を読むことで薬学部では具体的にどのようなことを学べるかイメージが少し湧いたと思います。特色入試の二次試験直前では過去問を解いたり、大学で学ぶ有機化学や生化学のとてもやさしい入門書を読んで論文試験対策をしたりしていました。その場しのぎの知識感が否めなかったのですが、友達はアトキンスの生物の教科書を一冊読んだと言っていたので、大学の教科書を一冊読むのもいいかもしれません。

 

・受験生に一言

個別試験では測りきれない強みが何か一つでもあると思う方はぜひ特色入試にチャレンジしてください。面接試験は学部や年によりますが、圧迫面接で教授の先生方から厳しいお言葉を受けても、京大の教授に30分間高校生である自分の話を聞いていただけるのはそうそうない経験です。この機会に恵まれたと思って臨んでください。京大は生徒の「これをしたい!学びたい!」という思いを尊重してくれる学校です。自分の興味関心を十二分にアピールしてください。

理学部

ペンネーム:Shun 性別:男

 

・志望理由

私は高1から高2にかけてELCASという京大が高校生向けに学問や研究の場を提供するプログラムに参加し、このELCASで数学書の内容を自分なりにまとめて教授陣の前で発表しました。当時の自分にとってはかなり大変でしたが、この活動を通して早く京大に入って数学の勉強をしたいという思いが高まっていきました。特色入試ではそんな自分の数学に対する意欲を評価してくれるということもあり、受験することを決めました。

 

・試験対策

特色入試は狭き門であるし、一般入試に受かるだけの力を持って特色入試で合格することに意味があると考え、まずはとにかく一般入試に向けての勉強に集中することに決めました。10月頃から特色入試の対策として過去問を解き始めました。問題はどれも無駄がなく質の高いものだったので解いていてとても楽しかったです。そこで本番では何より楽しむ事を意識しようと決めました。

 

・受験生にひとこと

特色入試を受験する方にとってはもう残りわずかという頃だと思います。ぜひ楽しむことを忘れないでください。そして来年必ず京大でお会いしましょう!