2020京大生協受験生web

工学部建築学科

本ページの内容は2019年度入学試験受験生向けです。

ペンネーム:侑次郎

1. 京大を志望した理由

 私が京大を志望するに至った要因の中で最も影響力があったのは、高校一年生の夏に行った「夢ナビ」というイベントだったと思います。「夢ナビ」では、とてつもなく広い会場に全国の大学から各分野の先生が集まり、ご自身の研究内容を発表してくださるのですが、そこでやっていた京大の学校説明会がとにかく印象的だったのです。登壇された先生は、京大では自分が興味を持った分野に関して自由にガンガン研究できること、そしてそれがどれほど楽しいことかを本当に生き生きとおっしゃられていました。当時の私なんか特に興味のある分野などありませんでしたし、高校での勉強にも半ば飽きていた状態でしたが、この講演会を聞いて学問の面白さを再発見したような気持になり、「これは京大に行くしかないな」と思うようになりました。

 

2. 受験勉強の仕方

 受験勉強と言えば過去問だと思うので、ここでは私の過去問活用法を紹介したいと思います。私は過去問一年分を試験時間と同じ時間で解き、そして解き終わったら各設問に予想で配点と採点基準を設けて、それをもとに採点して自分が何点取れているのかを把握するようにしていました。これは試験時間内に効率よく点を稼ぐ要領を掴むためであり、また採点する過程で問題への理解をより一層深めるためでもありました。採点基準を設けるには自分なりに問題の本質を理解してなければならず、それをもとに自分の答案を見返してみると足りなかった部分が見えてくるので復習のやり方としておすすめです。

 

3. 受験期の印象的なエピソード

 受験期というには早すぎるかもしれませんが、高校二年生の冬休み明けの学年通信に寄せられた、国語の先生からのメッセージが最も心に残っています。その内容は国語の勉強の仕方についてだったのですが、その中で先生は次のことをおっしゃっていました。国語の力とは人生において必須であり、また、この上なく役立つものだということ、それなのにうちの学校の生徒は国語をないがしろにしすぎていること、それでもなお生徒たちには国語に本気で取り組みマスターするだけのバイタリティーが絶対にあると信じていること。先生は寄稿文の中で非常に熱心に語りかけてくれていました。その文章を読んで私は、私たち生徒は普段先生たちのことをさして意識せずに過ごしているのに、先生は普段から生徒たちのことを本当によく見ていて、気にかけていて、また信じてくださっているのだなあと感慨深い気持ちになりました。当時の私は国語が壊滅的で、勉強の仕方もわからず絶望していたのですが、この文章のおかげで、自分のことを信じてくださる先生のことを信じて、国語に本気で腰を据えて勉強することを決心できました。

 

4. 受験生に一言

 私が受験生だった時の今頃は、自分の合否がたまらなく不安で、今までの努力が無駄になってしまうのではないかと焦っていました。これを読んでいる皆さんもそうかもしれません。しかし、たかが数歳上の人が何を言うかと思うかもしれませんが、これだけは伝えておきたいです。私は目の前にあることに全力で取り組む経験というのは、絶対今後の人生において自分の力となり財産となります。私自身、受験から既に一年半以上経っていますが、今なお当時の自分の努力に活かされているのを感じています。ですから皆さんも自分の努力に自信をもってやり切ってくれたらと思います。