2020京大生協受験生web

理学部

ペンネーム:F

〇京大を志望した理由とその時期

最初はなんとなく目標は高いほうがいいと思ってぼんやりと京大を目指していました。それが確固たる意志に変わったのは高一の時に友達に誘われて行ったNF祭(京大の文化祭)です。色々な出し物や屋台があり、生徒が思い思いに自己表現しているこの大学の雰囲気が好きだと感じました。特に印象に残っているのは謎解きサークルが出店する脱出ゲームです。その時は高一だった僕ら四人と当時の現役京大生二人が一つのチームとなって脱出を目指すことになりました。ゲーム内の世界観がしっかりしていて、謎解きのクオリティも高かったので解けたときの喜びは計り知れぬものでした。また、序盤から僕らを引っ張って謎を解き進め、僕らが全く分からない謎に対しても奇跡のようなひらめきを連発してクリアしていく彼らの姿は僕が京大生に憧れを抱くには十分すぎました。志望校を迷っている人はぜひNF祭に来て脱出ゲームに参加してみてください。京大の魅力が詰まっていると思います。

 

〇受験について

僕の受験勉強はただひたすらに真面目に勉強をしているだけでした。高三の夏から秋にかけて努力した通りに成績は上がり、センターの成績も満足のいく結果でした。そこからの一か月も慢心せず努力を続け、受験当日はそれまでで一番いい状態で迎えることができたと思います。その年は物理が大幅に難化した年でかなり苦戦はしましたが、全体としては自分では悪くない手ごたえでした。そして迎えた合格発表当日。そこに僕の受験番号はなく、僕は一年目の受験に失敗したことを知りました。後から帰ってきた成績開示を見ると合格点に三点足りませんでした。受験とは厳しいもので必死に努力した人の中から合格できるのはたった三分の一です。僕は悔しさや悲しさをバネに変えて浪人を決意しました。当時の僕はMOROHAをよく聴いて自分の覚悟を確固たるものにして、モチベーションを維持していました。浪人した一年も僕のスタンスは変わらずただ真面目に勉強を続けました。独自の勉強方法などありません。努力を積み重ね、それに伴って成績も上がっていきました。そして二年目の受験にしてようやく京大に合格することができました。浪人期に予備校講師の方からいただいた言葉を紹介しておきます。「大きな成功の前には必ず大きな失敗がある」というものです。浪人した一年は、僕が京大に入り、将来大成するための準備期間にすぎません。苦しかったことのほうが多いのはもちろんですが大学に入ってからの成長を考えると僕には必要な期間だったような気がします。

 

〇受験生に一言

まず、志望校を好きになりましょう。どっかの大学に行かなければいけないからしょうがなく勉強するというスタンスでは少なくとも京大には受かりません。自分がその大学を志望する確固たる理由を作りましょう。次に、浪人生に対する言葉をつづっておきます。浪人生の諸君は現役の受験が終わった後に浪人するかを迷いに迷ったことでしょう。君達の選択が正しかったかどうかはその後の自分の行動で決まります。来年の春には自分が浪人して良かったと言えるような過ごし方をしましょう。