2020京大生協受験生web

農学部森林科学科

ペンネーム:Luna

 私は、これといった得意教科も秀でた才能もないいたって普通の高校生でした。だからこそ、この合格体験記を通して、京大受験に不安を抱いている人に少しでも勇気をあたえられるのでは、と思っています。

 まず、私が京大を意識し始めたのは、高校1年の終わり、二個上の部活の先輩方が京大に合格する姿を見たときでした。そのときは漠然と京大に行きたいという思いだけで、学部などは全く考えていませんでした。そんな状態で二年も後半になり、そろそろしっかり進路を考えないといけないということになって、京大を志望することを決めました。明確な理由はなかったですが、森林に興味があったので、森林科学科がある近くの大学の中で一番レベルが高いところだったというのが大きかったように思います。  私は3年の8月半ばまでほぼ毎日部活をしていたので、他の人とは受験勉強のスケジュールが違いました。京大を意識し始めたあたりから、授業内容をしっかり理解して復習をすることを心掛けてはいましたが、定期テストや模試の成績は、京大志望と口に出すことすらはばかられるようなもので、部活引退までは成績が上がる気配のないまま、授業の予習復習に追われる日々でした。部活を引退してからようやく本腰を入れて受験勉強を始めました。しかし、当然のことながら周りからは大きく遅れをとっているうえに、自分の持っている学力があまりにも低いことに気づき、焦りました。そこで、最低限やるべきことを明確にし、それをやりきるための作戦を練りました。また、二次型に弱かったので、センターで少しでもアドバンテージを得るべく、10月ごろからかなりしっかりとセンター対策をし始めました。周りが二次対策に精を出す中、センター対策をするのは勇気が要りましたが、センター対策と基礎固めを兼ねることで効率よく復習ができ、二次対策につなげられたと思います。センターが終わった後には、あとどれくらいとれば受かるのか、私の場合は例年の合格者平均を基準に計算し、二次の目標点数を定めました。そして、これだけは完璧にやり抜く、というものを決め、ひたすらそれをやり抜きました。過去問は7年分時間を計って解き、学校の先生に添削してもらうようにしていました。入試の日までに納得いくほど勉強できたかといわれると微妙なところでしたが、少ない時間でできることはやったのだと言い聞かせて本番を迎えました。

最後に、これから受験を迎える皆さんへ。私のような人が京大に受かったのはもはや奇跡としか言いようがありませんが、逆に言えば、努力で奇跡を起こせるのです!ただ、ずっと100%自分を追い込むのは不可能なので、自分なりのがんばれる、やる気が出る考え方を見つけてみてください。私は、周りに置いて行かれているという焦りが募っていたとき、「私がどれだけ周りより低い点数を取ろうが、私自身の点数が目標点数に達してさえいれば受かるんだ」という発想の転換をすることで一気に気持ちが楽になりました。ものは考えようです。気負わずに、うまく自分をコントロールして、努力した者が報われると思います。頑張りすぎず、頑張ってください。